コロナウィルスによるマイクロファイナンスへの影響 カンボジア
政府から金融機関に対してコロナウィルスによる影響をモニタリングしないさいと通達が出ています。
具体的には、下記業種となります。
- Tourism: hotel, guest house and restaurant including food, beverage, service activities
and others supporting services
- Garment (including employees),
- Construction (first home/shop owner loans and mortgage loans) and
- Transportation (taxis and tuk-tuk drivers only) /logistics
航空会社の飛行停止により、観光客が激減しており、幾つかのホテルは既に休業に追い込まれています。それに伴い、Tuk Tukなどのドライバーも暇そうです。
カンボジアには、マイクロファイナンスが70以上もあります。マイクロファイナンスとは所謂、小口金融です。
元々は、小口金融で平均貸付がUSD200だったのが10年でUSD1,000になったと記事には書かれていますが、私の感覚だとUSD2,500くらいではないかと思います。
貸付用途は、所謂、消費者ローンとオートローンが多いです。地方では、農業系のローンがあります。
マイクロファイナンスは、100%国内経済と連携しているので、コロナウィルスによる経済ダメージが影響するとされています。
ソーシャルレンディング会社でマイクロファイナンス投資を募集し、高利回りを謳っている会社がありますが、注意深く状況を見た方がいいと思います。
カンボジアのマイクロファイナンスは、政府による金利の引き下げ、上限金利18%であるのと競争激化により、赤字のところが多いです。
また上場していないところが多いので、財務内容が外から見て良く分からないと思います。株式やFXであれば、値動きが分かりやすいので最悪の場合、損切もできますが、マイクロファイナンス投資は、途中解約ができないので契約内容を確認してから投資した方がいいと思います。