どうなるアメリカ大統領選挙 Vol.3
前回、現職であるトランプ大統領の再選が不利である旨をお伝えしましたが、ここに来て情勢が変わりつつありますので、お伝えします。
以前の記事は、下記から参照して下さい。
- 何が起きてる?
- バイデン元副大統領の失言
- バイデン元副大統領は、認知症?
1.何が起きてる?
アメリカは、コロナウィルスで最大の死者数を出しています。また、暴動等は無くなりましたが、相変わらずBLACK LIVES MATTERの抗議も続いています。
そのような中でトランプ大統領は、経済活動に商機を見出す、また大使館の閉鎖、Tik Tokのアメリカでの利用禁止など、コロナウィルスの発生源も含めて中国タタキを行っていますが、今のところアメリカ国民が中国大使館にデモを行うような状態にもなっていませんので、大きいな成果にはなっていません。
逆にトランプ大統領の支持率が低下する中、追い風であるはずの対立候補のバイデン元副大統領に異変が生じています。
2.バイデン元副大統領の失言
メディアへの登場が増えるバイデン元副大統領ですが、露出が増えるたびに失言が多くなっています。その内容というのも人種差別的な内容です。
バイデン元副大統領は、釈明していますが、黒人という言葉を使うのは、印象が良くなかったと思います。また、結局、白人至上主義者なのではないかと疑いの目がもたれています。
過去にもオバマ前大統領のことを「頭がよく、クリーンで、見栄えもいい初めての主流派のアフリカ系米国人だ」と発言していますので、黒人に対してフラットな見方をしていない可能性があります。
米大統領選 バイデン氏 また失言 「中南米系は黒人と異なり多様だ」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
バイデン氏、トランプ氏支持を考える黒人有権者は「黒人じゃない」 - BBCニュース
3.バイデン元副大統領は、認知症?
トランプ大統領が、「暴言王」といわれている一方で、バイデン元副大統領は、「失言王」と言われています。
アメリカの世論調査会社であるラスムセン社の発表によると、「バイデン氏がなんらかの認知症を病んでいると思う」と答えた人が全体の38%だった。「そうは思わない」が48%、「わからない」が14%となったそうです。
その発端というのが、「コロナウイルスでアメリカでは1億2千万人が死んだ(実際のアメリカの死者がその時点で12万人だった)」と述べたり、バージニア州内にいるときに「ここノースカロライナ州では」と発言したり、オハイオ州とアイオワ州を間違えたり、という失言やミスを続けてきたからです。
このようにバイデン元副大統領自らの墓穴により、バイデン氏の支持率が一時期よりは下がってきています。
しかしながら仮にバイデン元副大統領が、認知症な場合、アメリカという大国の大統領としてふさわしいのかという問題が出てきます。年齢的にも77歳ですので、病気を患っている可能性もあります。いずれにしても、これからが勝負となりますので、目が離せません。