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新型コロナウィルスのワクチンは、何人が摂取すればいいのか?

イギリス、アメリカなどで新型コロナウィルスの接種が開始されました。東南アジアでもシンガポールで開始され、インドネシアなどでも始まる予定です。では、一体何人の人が摂取すれば新型コロナウィルスが、収まるのか、未だに疫病学者が発表していません。今回は、そのあたりを書いてみたいと思います。

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1. ワクチン接種の狙い

2. 不確定要素

 

1. ワクチン接種の狙い

ウィルスは、単体では生きることが出来ないので感染する相手が必要となります。ワクチンを接種すると感染しなくなりますので、感染することが出来なくなりウィルスが死滅するということになります。確かに全員が摂取すれば問題ないのですが、この世界中を襲っている新型コロナウィルスのワクチンが、世界中の人々に行き渡るのは、相当な時間を要することが容易に想定されます。そこで一体何人の人が摂取すれば、集団免疫が形成され、ウィルスを撃退できるかがポイントとなります。

一説では、70%という数字が出ていますが、あまり根拠がありません。なぜなら大都市と地方では、人口密集率が違うためです。新型コロナウィルスに感染した人が、何人に感染させるかが、指標として使われるようです。大都市だと、人口密集率が高いので、集団免疫を形成するには、数値が高くなるようです。ある生物学者は、アメリカ全土だと70%であるが、ニューヨークなどは80%のワクチン接種率が必要だと述べています。

 

2. 不確定要素

上記の数字は、現在提供されているワクチンを接種した人が、新型コロナウィルスに再感染しないという前提で算出されています。したがってもし、ワクチンを接種しても再感染するということになれば、集団免疫の形成は難しくなり、限りなく100%に近い人が摂取する必要があるかと思います。

また、もう一つは、ワクチンの効力持続性です。モデルナ社は、ワクチンの持続性が少なくとも1年続くと発表していますが、仮に持続性が短かった場合、ワクチンの効力が切れ、再感染することが想定されますので、集団免疫を形成するのに時間が掛かります。

www.reuters.com

こうなると儲かるのは、ワクチン供給会社で、人々は何回もワクチンを接種しなければならなくなります。

新型コロナウィルスが完全に死滅しなかった場合、ワクチンは毎年摂取することになるのでしょうか?またその費用は、どうなるのでしょうか?お金を払って命を長らえるという「長生き=お金持ち」という構図になりそうな予感もします....。

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