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BLACK LIVES MATTERが良く分かる映画

アメリカの人種差別問題で「BLACK LIVES MATTER」という言葉が使われているのは、皆さんもご存知かと思います。このブログでも何回か書きました。

今回、まさしく「BLACK LIVES MATTER」を表現した映画を紹介したいと思います。

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faranfaran.hatenablog.com

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映画のタイトルは、「American Skin」です。Skinは、皮膚という意味になりますので、映画の中では色を表しています。まずは予告編を見てください。

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この映画は、2019年に公開されたものです。これから見る人のために、あまり多くは、語りませんが、ある夜、警官に車を止めさせられ、職務質問されるところから物語は始まります。この映画は、まるで実話のようにリアリティに溢れていますが、実話ではありません。

この映画は、被害者の立場、警官の立場、それを捻じ曲げて報道する報道機関の立場などあらゆる角度からの人間の感情が表現されています。映画の中でおこなわれた主人公の絶望的な行動は、国の安全性や法治国家を脅かすとして、政治家や教育機関、マスコミから批判を受けたようです。

司法上の有罪・無罪はあくまでも表面的な決定に過ぎず、その表面的な決定の向こう側にある「過ちを認める」そして「暴力は暴力しか生まない」ということをこの映画は、訴えかけています。

映画は、90分ですが、目を離すことが出来ず、見入ってしまう映画です。また最後の結末が、凄くショッキングなので見ることをおススメします。

 

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