小・中・高校生の自殺者数が過去最高に
文部科学省が、昨年度の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」を発表しました。発表によると、小・中・高校生の自殺者数が415人となり、過去最高となったようです。
下記が、自殺者数の概要となります。人数的には、高校生が305人とトップになっています。状況的には、不明が圧倒的なのですが、続いて精神障害、家庭不和、進路問題となっています。
また、小・中学生による不登校も増えています。全国でなんと19万人を超えているようです。高校生については、若干増となっていますが、新型コロナウィルス感染回避で欠席している生徒もいるようなので、差し引くと前年対比で若干マイナスとなります。
不登校の要因となるいじめですが、件数的には前年対比で減っています。新型コロナウィルスの影響により、学校が閉鎖やオンライン授業に切り替えたことにより減ったのかもしれません。
文部科学省は、これらの結果を踏まえてカウンセラー及びソーシャルワーカー配置の充実を図るそうです。詳細な概要は、コチラをご覧ください。
https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf