日本への帰国を決めた！
色々と迷いましたが、現地スタッフに任せて一旦、日本に帰国することを決めました。
こちらは、カンボジアのドイツ大使館の前にいるドイツ人旅行者です。
飛行機が相次いでキャンセルとなり、4月1日現在飛んでいるのは、ANAの成田便、大韓航空、アシアナ航空、Citilinkという多分インドネシアのLCC、そして春秋航空となります。ついこの間まで、カタール航空があったのですが、無くなってしまったようです。
今回帰国を決意した理由は、下記のとおりです。
- コロナウィルスに感染した場合、隔離される病院が決まっている。
- 非常事態制限が出された場合、生活できるのかよく分からない。
1. コロナウィルスに感染した場合、隔離される病院が決まっている
カンボジアでコロナウィルスに感染した場合、病院は自分で決めることが出来ず、プノンペンでは、クメールソビィエト友好病院に隔離されることになります。
http://www.khmersoviethospital.org.kh/
カンボジアの医療水準は、決して高くありません。また、万一感染した場合、心細いのでカンボジアでは、感染したくないと思います。というかカンボジアで死にたくはないというのが本音です。
2. 非常事態制限が出された場合、生活できるのかよく分からない
カンボジアには、スーパーやコンビニがあまりありません。タイでは、石ころを投げればあたるくらいコンビニが多いと思いますが、カンボジアでは、首都プノンペンといえどもほとんど見かけない状態です。
一般的にカンボジアの人は、マーケット、所謂市場で買い物をします。この市場が曲者でして、面積は大きいのですが、沢山の店や業者が所狭しと並んでいるので、コロナウィルスの温床になる可能性があります。
また肉や魚も売っているのですが、肉にはハエがたかっていたりと購入するのはハードルが高いです。
もし、ロックダウンになった場合、庶民の生活にかなり影響が出るかと思います。特にコンビニ、スーパーなどの小売店が少ないので、人が集中することが考えられ、商品がすぐ品切れになる可能性があります。また、インフラも脆弱なため、すぐに商品が補充されるかどうかも分かりません。万一に備え、政府はコメの輸出を停止しました。
このように通常の生活ができるのかどうか不透明な状態です。
カンボジアは、未だ発展途上国で、日本やタイなどに比べると不便な部分が沢山あります。ロックダウンにより、不便な部分が更に不便になるかもしれないのと、カンボジアの病院に入院したくないので、今回、一時帰国を決意しました。
海外に残られる方の健康と安全を祈願しています。
