カンボジア、プノンペンのコロナの状況
カンボジアは、本日から16日までクメール正月休みに入りました。現在、新型コロナウィルスの感染が拡大しており、プノンペンから出ることはできないので、静かな正月休みとなりそうです。
上記の赤い部分が、現在プノンペンでロックダウンとなっている場所です。中心部よりも左側に多くのロックダウン場所が確認できます。アパートやVillageで感染者が発生するとそのエリアだけ閉鎖となります。
私のスタッフは感染はしていませんが、アパートなどの集合体で感染者が発生したらしく、会社に来れずリモートで仕事をしているスタッフが2名います。1名は、比較的感染度合いが低く、4日の閉鎖ですが、もう1人は感染状態が酷いらしく、14日間の自宅軟禁状態だそうです。
下記のように感染エリアもしくは、アパートは、赤いテープが張られていたり、警備員がいますので、すぐに分かります。
カンボジアは、ワクチンの購入表明は、日本よりも遅かったですが、中国からの支援の下、予約さえすればいつでも打てる状況です。ワクチンは、中国製となります。
ワクチンに関する情報が足りないのか、それとも中国製ワクチンンの悪い噂を聞いているのか、スタッフの半分くらいは、ワクチンを打ちたくないと思っているようです。しかしながら、既に監督官庁を通じて、会社全体でのワクチン接種の申請を出していますので、順次接種が始まると思います。
既に接種したスタッフから写真を送ってもらいました。
ワクチンの接種は、病院ではなく、特別会場のようです。
接種したワクチンと接種した日付の入ったカードが渡されます。
中国製ワクチンは、接種後、スタッフの1人が、倦怠感に襲われたため、その日は家に帰らせました。全く影響ない人の方が多い感じです。
カンボジアでは、スタッフに感染者が出ると、オフィスを14日間閉鎖しなければなりません。Business Continuity Planningを作成している中で、新型コロナウィルスに感染した場合、もしくはアパートやVillageが閉鎖された場合、給与を支払う必要があるのか当局に確認したところ支払う必要があるようです。
下記は、照会を行った当局からのレターになりますが、業種によっては、異なるかもしれません。
いずれにしてもロックダウンは、経済が停滞してしまうので、このクメール正月の間に感染拡大が下火になってくれることを祈ります。