海外に取り残される現実
カンボジアもANAがフライトの停止を発表していますので、4月11日が最後となります。自国へ帰る手段がなくなるというのは、何んとも心細い感じがします...。
現在、プノンペンでは、沢山の取り残された外国人がいます。多くは、ヨーロッパからの観光客で、航空会社のフライト停止の影響を受けた人達です。
彼らは、飲食店やホテルが徐々に閉鎖されたりする中、不安が増加し、自国の大使館で助けを求めています。しかしながらイギリス大使館の反応は、薄いものでした。
カンボジアにいる自国民は少ないので、優先順位が低い
各国の大使館は、本国からのチャーター機の派遣を考えているようですが、やはり多くの自国民がいる地域からの救出が優先なんだと思います。
平成30年のデータですが、東南アジアで日本人が多いのは、下記のようです。
4位 タイ:75,647人
11位 シンガポール:36,624人
12位 マレーシア:26,555人
14位 ベトナム:22,125人
16位 インドネシア:19,612人
17位 フィリピン:16,894人
29位 カンボジア:3,934人
34位 ミャンマー:2,776人
ラオスとかもいるかと思いますが、残念ながら上位50国には入っていませんでした。
もし、東南アジアで武漢のような状態になった場合、やはり優先順位は、17位のフィリピン位までなのかなと思ってしまいます。カンボジアの場合はおそらく、タイもしくはベトナムへ自力で移動し、そこからチャーター機などで帰国、となるような気がします...。