アメリカ人は、マスクをしないのか?
世界最大の死者数をコロナウィルスによって出しているアメリカですが、これまでアメリカでマスクをしないことによって起きてきた事件を記載しました。テレビなどでの報道を通じてアメリカ人は、マスクをしないイメージがあると思いますが、本当にそうなのでしょうか?
マスクをしないことによって起きた事件については、下記を参照ください。
- アメリカ人は、マスクをしない?
- マスクをしない理由
1.アメリカ人は、マスクをしない?
アンケートによると、コロナウィルスによる経済への影響よりも健康への影響を気にしている人が多いようです。
また、公共の場でマスクを着用するといったアメリカ人は、イギリスやオーストラリアよりも多くなっています。
2.マスクをしない理由
ニューヨークやシカゴなどの大都市では、ほとんどの人がマスクをしています。通勤で公共交通機関を使わざるを得ない人が多いというのが、理由かもしてません。では、マスクを嫌がる人はどこにいるのかというと、所謂田舎です。
アメリカは、日本と違い公共交通機関は、貧乏人が乗るものであり、お金持ちは、車で移動します。なので、マスクをしないということは、富の象徴を誇示しているのかもしれません。また、田舎に行くと土地も広いので、人が密集することも少ないため、自分達は感染しない、コロナウィルスは都会の病気と思っているかもしれません。
一番の要因は、マスクをする文化がないということかもしれません。私もアメリカにいたころマスクを買った記憶がありませんし、している人もギャング風の男性しか記憶にありません。
更にコロナウィルスが、拡大を始めたころWHOによる誤った情報も影響していると思います。SARSによる被害を受けた中国や台湾は、マスクの対応が非常に速かったですが、WHOは当初、マスク着用が推奨されるのは医療従事者や、せきやくしゃみなどの症状が出ている人だけだとしていました。その後、マスク着用率が高い国は、感染率が低いようだという観察研究の結果が増えてくると、マスク着用が奨励されました。
世界全体で見ると、当初、WHOを含む複数の政府当局が、コロナウイルス予防にマスクは効果的ではないと言っていましたが、今となっては、屋内では顔を覆うよう推奨し、多くの政府はそれを義務化しています。
このWHOの誤った対応が、マスクは効果がないと報道され、今更マスク着用を義務化されたとしても懐疑的になっているのかもしれません。