コロナウィルス アメリカ人の利己主義
コロナウィルスの影響により、アメリカでは色々な問題が起きています。一番わかり安には、人種差別ではないでしょうか。
トランプ大統領が、コロナウィルスのことを「中国ウィルス」、「武漢ウィルス」といったことによりアジア系アメリカ人への風当たりが強くなっています。
今回は、コロナウィスルから見えるアメリカ人の利己主義について書いてみたいと思います。
- アメリカのスーパーで起きた事件
- 日本との違い
1.アメリカのスーパーで起きた事件
上の写真にもある様にアメリカのスーパーでは、州のソーシャルディスタンスの省令にならって、自主ルールとして顧客にマスクの着用を義務付けています。マスクの着用がない場合、店内に入れずトラブルとなっています。
こちらのビデオは、大手スーパー「COSTCO」で起きたものです。マスクなしの顧客が店の店員から何度もマスクの着用を促されますが、「アメリカは自由の国だから、俺はマスクを着けない」と主張します。結果的にマスクの着用は、会社のルールだからということで、店から追い出されることとになります。
こちらのスーパーでは、マスクを着用していない女性が店舗に入れずに、マネージャーを要求します。そして「州の何の法律に従っているのか?そしてこれは差別ではないのか?」と主張します。挙句の果てには訴えるとまで言います。店側は、マスク着用は会社のルールで、訴えるなら構わないと回答しています。
最後は、大手スーパー「Walmart」です。マスク着用するようにと顧客に言ったところ、顧客が怒り出し、大声を騒ぎ始めたため、セキュリティガード出動しています。ボディスラムについては、議論がある様ですが、他の顧客に影響があると思ったのでしょう。
2.日本との違い
上記のアメリカ人の行動を見て日本人は、なんて礼儀正しいのだろうと思ってしまいました。
アメリカと日本の違いはズバリ、「自分のことしか考えていない」ということだと思います。先日まで問題視されていたパチンコなどは、カワイイ方だと思います。パチンコ店が感染のクラスターになる可能性があるのであれば、パチンコ店に行かないという選択肢があります。
しかしながら、このアメリカの場合、店にマスクなしの感染者かもしれない人物と居合わせてしまったら選択肢がないです。買い物せずに立ち去るということになります。マスクして感染リスクを減らしている方が、帰るのは変だと思います。
また、一番災難なのは、スーパーで働いているSocial Workerの人達ではないでしょうか?ウィルスは、目に見えないですし、感染しても発症していない人がいる中、誰がウィルスを保有しているか分からない状態ですので、スーパーで働く人達の感染リスクが高まってしまいます。
クルマの運転と同じで、ルールですと言えば彼らも分かるのかもしれません。