タイ、新型コロナウィルスのデルタ株が拡大中
タイでは、今年３月下旬に発生した新型コロナウイルスの第３波が猛威を振るっています。現在も１日当たり2,000～5,000人規模の新規感染者が確認されており、累計の感染者は25万人を突破しました。特に首都バンコクでは、インドで初めて特定された、感染力が強い変異株「デルタ株」の感染が拡大しています。
上記写真は、ワクチンの大規模接種の写真です。サッカー場で行われています。ワクチンは、予約の段階で中国製のSinovacもしくは、AstraZenecaが選べるようになっています。
タイは、現在気温が、35℃～37℃で非常に暑いです。昨年、夏の時期に新型コロナウィルスの感染者数が減ったのとは対照的に、今年は増加しています。デルタ株は、暑さにも強いということでしょうか？
上記は、ワクチン接種後の待機の様子です。
実は、知り合いの従兄弟が、新型コロナウィルスに感染しました。バンコクは、病院が一杯で、待機順番が64番ということでした。従兄弟の妻も感染し、バンコクではいつ病院に入院できるか分からないため、妻の実家の病院に車で向かったそうです。
感染者が移動すること自体が問題なような気もしますが、呼吸がかなり苦しいらしく、妻の症状が発症する前に移動したようです。
下記記事では、病院が一杯のためPCRテストを停止したとも書かれています。
昨日からPhuketで新型コロナウイルスワクチン接種済みの旅行者を隔離無しで受け入れる「Sandbox」が開始しました。初日は、約250人が上陸したようです。果たしてこの観光政策の判断が正しかったのか分かるのは、後日となりますが、感染拡大しないことを祈ります。
