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タイ、外国人のワクチン接種が6月7日より開始

5月21日、タイ政府は、新型コロナ対策本部(CCSA)終了後の記者会見で、タイ在住の外国人の新型コロナウイルス・ワクチン接種登録方法を発表しました。

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1.外国人向けワクチン接種登録
(1)タイは、それぞれのリスクレベルに応じて、国籍にかかわらず全ての人に対してワクチン接種を行うことを最重要事項としている。
(2)タイ政府は、ワクチン接種を国家アジェンダとしており、外国人を含め全国における大規模ワクチン接種開始日を2021年6月7日に設定した。
(3)外国人は、保健省の決定に従い、個人の健康記録が登録されている病院又は指定の病院において、社会保障番号又はパスポートを用いて、ワクチン接種登録(on-site registration)を行うことができるようになる。
バンコクについて、保健省は、ウィムット病院(Vimut Hospital、Address: 500 Phahonyothin Rd, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok 10400)、バンラック・ワクチン接種・ヘルス・センター(Bangrak Vaccination and Health Centre、Address: 11th floor, Bangrak Health Center, 9 South Sathorn Rd, Yan Nawa, Sathorn, Bangkok 10120)をワクチン接種登録場所に指定した。これは、タイ大学長評議会の責任の下で実施される。
・他県について、タイ保健省は、外国人が健康記録を登録している病院を、ワクチン接種登録場所に指定した。

2.グループ毎のワクチン接種登録

・タイ国籍の配偶者を有する外国人/タイ国籍の家族を有する外国人/年金生活の外国人/外国人ビジネスマン/外国人投資家
バンコクにおいては、タイ大学長評議会の責任の下で実施されるワクチン接種登録場所(ウィムット病院、バンラック・ワクチン接種・ヘルス・センター)でワクチン接種登録を行うことができる。他県においては、保健省が地方のワクチン接種センターにワクチンを配布する予定であり、外国人は各人の健康記録が登録されている病院においてワクチン接種登録を行うことができる。

・外国人学生
高等教育・科学・研究・イノベーション省が、タイ大学長評議会議管轄下のワクチン接種センターにおけるワクチン接種を調整する。

・外国政府機関
外務省領事局に登録を行うことができる。

・外交団・国際機関及びその家族
外務省儀典局は保健省疾病管理局にリストを送付する。各人の健康記録が登録されている病院において、健康記録の登録のない者は疾病管理局が指定する2、3の病院において、ワクチンを接種することができる。

・移民労働者
社会保障事務局が雇用主とワクチン接種を調整する。

・海外留学を予定しているタイ人学生
外務省儀典局にオンライン登録を行う。チュラロンコン大学が2021年6月3日及び4日にワクチン接種を調整する。

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外国人が、ローカルの人達とほぼ同時期にワクチン接種が出来るのは凄いと思います。

タイでは、外国人に関して中央で管理しているデータベースがないようで、ワクチン接種に関してはアプリからの登録が必須となります。

現在、タイではPfizer, AstraZeneca, Moderna, Sinovacのワクチンが承認されていますが、供給されているのは、SinovacとAstraZenecaのみとなります。ワクチンが選択できるのかは不明ですが、Sinovacについては、日本政府が認めていないため接種にあたっては、自己責任となるようです。

Sinovacをタイで接種して、日本に帰国した時にPfizerもしくはModernaのワクチンを接種するという選択肢もありかと思います。もっとも日本は、遅いので帰国せずにワクチン接種が完了する人もかなり多くなるのではないかと思います。

各国で続々と進むワクチン接種。日本は、ようやくスタートしたばかりですが、やはり人口が多いのがネックなのでしょうか?スタートの遅れが、後々影響しないことを祈ります。

 

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