タイ、警官の汚職事件に関してマッサージパーラーの帝王が語る
タイで起きた汚職事件に関して、マッサージパーラーの帝王であるChuwit Kamonwisit氏がインタビューに応えました。
警官の汚職事件の記事に関しては、こちら。
Chuwit Kamonwisit氏は、マッサージパーラーの帝王の帝王と呼ばれ、Copa Cabanaなど複数のマッサージパーラーを所有し、数千人以上の女性を働かせていました。また、未成年、不法外国人労働者や人身売買された女性を働かせていましたが、後に口止め料として警察に多額の賄賂を渡していたことが発覚しました。
当時のタクシン政権下で、1,000人もの汚職警官のリストが作成され、その中には、10人もの将校が含まれていたとされています。
Chuwit Kamonwisit氏曰く、警察の賄賂の主な収入源は、売春とギャンブルだとしています。しかしながら現在新型コロナウィルスの拡大で、マッサージパーラー、バー、カラオケなどは、閉鎖となっており、収入が無くなったのが原因としています。また、上の者は、ピラミッド式に下の者に対して受け取った賄賂を配布していくため、下のものを養う必要があったのではとしています。
過去に沢山警官による汚職事件はあったし、今後も間違いなく汚職は続くし、このような事件は発生すると述べています。