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中国、5年前にSARSウィルスの細菌兵器を検討していた

オーストラリアのメディア、THE AUSTRALIANが新型コロナウィルスが発生する5年前の2015年にSARSウィルスによる細菌兵器を中国で検討し、報告書を作成していたと報じました。

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この報告書は、新型コロナウィルスがどこから発生したのかを調査している過程でアメリカの国務省が入手したもののようです。

報告書によると、中国人民解放軍の科学者が、新しい時代の遺伝子兵器とし、細菌兵器は、敵の医療システムを崩壊することが出来るとしています。この報告書は、中国人民解放軍の18人の科学者と兵器専門家によって作成されているようです。

youtu.be

Australian Strategic Policy Institute (ASPI)は、中国がこの細菌兵器をどう実装するか具体的に検討していたことが問題だと指摘しています。更に中国軍が誤って病原菌を広げたことについても言及しています。確証はないものの、中国が、新型コロナウィルスの発生源調査に関して外部の専門家を拒絶していることを挙げています。また別の専門家は、中国がこの報告書を長年にわたり破棄しようとしていたとも述べています。

これに対して中国は、オーストラリアを非難し、中国に責任を擦り付けていると発言しています。

Chinese scientists discussed weaponising SARS coronaviruses 5 years before pandemic: Report

調べてみると化学兵器禁止条約があり、そもそも細菌兵器の開発は、禁止されており、中国も署名しています。本細菌兵器の報告書は、開発していないから条約違反にならないということなのか分かりませんが、条約違反にならないのか検討が必要かと思います。

化学兵器禁止条約 - Wikipedia

いずれにしても未だに発生源が分っていない新型コロナウィルスですが、世界で300万人以上が亡くなっているので早期に発生源を見つけてもらいたいものです。

 

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