タイにおけるテロ攻撃に関する脅威情報

在タイ日本大使館によりますと、礼拝場等の人が多く集まる場所への自爆攻撃が発生する可能性が高まっているとの情報があるようです。

在タイ日本大使館が、発表した情報によりますと下記のようです。

在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、テロに対する警戒を強化し、以下の対応に努めてください。
（１）最新の関連情報の入手に努める。
（２）現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
（３）やむを得ず、テロの標的となりやすい場所（※）を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
（※）日本を含む欧米等関連施設、レストラン、ホテル、公共交通機関、市場、観光施設等不特定多数が集まる場所、軍、警察、治安関係施設をはじめとする政府施設や、モスク、教会、寺院等の宗教関係施設等

タイは、仏教国ですが、マレーシアとの国境付近にはイスラム教徒の人が住んでおり、度々爆弾テロなどがあります。2020年3月にも新型コロナウィルスが発生している中で、ゲリラ分子が、爆弾テロを行い、25人の人が犠牲となった事件がありました。

Thailand: Insurgents Bomb Government Agency in South | Human Rights Watch

今回のテロに関する情報は、アフガニスタンが影響しているのか定かではありませんが、レストランでの店内飲食がようやく再開した中で、面倒なことが起きないことを祈ります。