カンボジア、スタッフが交通事故に遭ってしまった
先日、カンボジアのスタッフが、会社からの帰宅の最中にトレーラーと事故を起こし、病院に運ばれました。スタッフは、バイク通勤で、トレーラーに轢かれたようです。
病院に搬送された際は、意識がなかったようですが、現在は意識があり、両手の骨折、足の打撲、そして頭蓋骨に近いアゴの骨折が判明しました。既に手術は終了し、現在病院で療養中です。
また、本人が事故で倒れている隙に、どさくさに紛れて財布、会社の携帯電話などを盗まれたことが判明しました。事故が起きると野次馬が沢山集まりますが、被害者に対して更に追い打ちをかけるとは、全く許せない行為です。とりあえず、命に問題はなさそうなので安心しています。
カンボジアは、交通事故が多く、2019年には年間2,000人が亡くなっており、1日に換算すると5.4人が毎日交通事故で死んでいることになります。事故が一番多いのは、プノンペンです。
2021年の1月から6月までの半年間の死者数は、709人と前年同時期から358人減少したそうですが、これは新型コロナウィルス拡大により、外出制限が貢献したのだと思います。事故の50%以上は、夜間に発生しているようです。カンボジアは、プノンペンでさえも街灯が少なく暗いところが多いので、夜間の事故発生率が高いのだと思います。
車にしてもバイクにしてもトラックにしてもルールを守らないドライバーが多いので、自分で自分の身を守るしか方法がありません。