ファンタスティック アジア!

タイ旅行とカンボジア旅行を楽しくするブログ

ロシア、プーチン大統領の根強い人気

ロシアがウクライナに侵攻してから20日以上経過しました。ロシア国内でも戦争に反対するデモが行われている中、プーチン大統領の支持率を調べてみました。

f:id:faranfaran:20220318140618j:plain

プーチン大統領は、2000年に大統領に就任しました。20年以上に及ぶ長期政権ですが、ウクライナ侵攻時には、何と71%の支持率を誇っています。

西欧諸国では、政権が長期化するにあたり、支持率が下がるのが当たり前ですが、この数字は、驚異的ともいえます。

濃い青い線が支持率となっており、不支持率を大きく上回っています。

f:id:faranfaran:20220318140851p:plain

一方で、政府の支持率はというと直近では、55%となっており、不支持率を上回っているものの、プーチン大統領の支持率とリンクしていない状態です。

つまり、ここから見て取れるのは、プーチン大統領が個人的に人気があるということになります。

f:id:faranfaran:20220318141027p:plain

次にアメリカとの関係ですが、2013年を境に不支持となっています。このころは、ウクライナと前の戦争のクリミア戦争が、行われた時期ですので、欧米の経済政策により関係が悪化し、市民の生活に影響があったと見ていいと思います。

f:id:faranfaran:20220318141245p:plain

続いてEUとの関係です。こちらも2014年を境に不支持が多くなっており、クルミア半島併合が影響していると思われます。

f:id:faranfaran:20220318141914p:plain

では、何故、プーチン大統領の支持率が高いのでしょうか?それは、ロシアの経済成長が裏付けられているようです。また広大なロシアの国土を統治するにあたり、強力なリーダーシップも挙げられています。

 

果たしてプーチン大統領は、停戦を受け入れるのでしょうか?妥協したとみられると、リーダーシップの面で人気が下がる気もしますし、欧米による経済制裁により、基盤であった経済成長に影響が出ると、不支持率が高まる可能性があります。いずれにしても難しい選択を迫られることになりそうです。

 

©FANTASTIC ASIA! All Rights Reserved.
プライバシーポリシー お問い合わせ