英語を話せるようになりたい【文法】 Vol.2
英語を話せるようになるには、文法は重要です。
早く話せるようになりたくて、いきなり会話からスタートしてしまう人がいますが、ここはグッとこらえて文法をまず勉強することをお勧めします。
- 文法は、なぜ重要なの?
- おススメの参考書
1.文法は、なぜ重要なの?
なぜ文法が重要かといいますと、日本語と英語では語順が異なるからです。
例)
日本語:私は、本屋に行きます。
英語:I go to the book store.
英語が初心者の方は、頭の中でまず、日本語で文章を組み立ててから英語を話そうとします。そこで文法が理解できていないと、日本語と同じ語順で話してしまいます。
つまり、下記のようになってしまします。
日本語:私は、本屋に行きます。
英語:I the book store go.
これでも意味は、通じなくはないですが、外国人が話す変な日本語と同じ感じになってしまいます。流暢に話せるようになりたい、もしくはビジネスでも利用したいという人には、文法をきちんと理解する必要があります。
2.おススメの参考書
英語の参考書は、人に勧める場合、非常に難しいです。なぜなら人によって英語のレベルが異なるからです。今回は、初級~中上級までを紹介したいと思います。
①文英堂:要点が分かる英文法(中学1年~3年)
こちらは、文法を中学からもう1回、やり直したい人向けです。コンパクトにまとめられていますので、もう一度初めから勉強したいという人は、この本から勉強することをお勧めします。
②いいずな書店:総合英語Evergreen
こちらは、元々桐原書店が出していた総合英語Forestの後継版となります。Forestは、既に廃版となっています。
こちらは高校で学ぶ英文法を分かりやすく解説しています。
ページ数は多いのですが、何度も何度も繰り返し勉強することをお勧めします。よく文法書を何冊も買う人がいますが、1冊で十分です。例文や書き方の違いがありますが、基本内容はほとんど同じです。なので文法に抵抗のある方は、例文が分かりやすいものを利用した方が、いいと思います。
また、この文法書は、大学受験やTOEICの勉強にも役立ちます。TOEIC750点は、目指せると思います。
③東進ブックス:一億人の英文法
こちらは上級者向けとなります。内容的には上の「Evergreen」と同じことが書かれていますが、著者の視点が異なっています。よりネイティブを意識した内容となっています。英文法の基礎がある人でないと分かりずらいと思います。
何度も言いますが、どの本を買っても書いてあることにさほど違いはありません。文法は、ルールなので、そんなにいくつもルールがあるわけではありません。
この本は、大学受験で利用するというよりもTOEICを800点以上目指す人や海外留学をする人におススメです。