タイで問題となっているナンパ対決動画
最近SNSで、日本人男性によるタイ人女性を軽視する動画に関する投稿が、タイ人ユーザーを中心に大きく拡散されています。
内容は、ナンパ対決なのですが、既に動画は削除されているようです。
何が問題になったかというとナンパ対決の内容でした。それぞれポイント制になっていて多くポイントを獲得した方が勝ちというものです。
ポイントの内容は、下記なのですが、パンツを見せてもらうとかホテルに行くとかも含まれています。
握手：10p
SNS or 電話番号をきく：20p
ハグ：50p
カメラの前で自己紹介：80p
ほっぺにキス：100p
口にキス：300p
パンツを見せてもらう：400p
一緒にカオソーイを食べる：500p
ホテルに行く：800p
女の子の部屋に行く：1,000p
女の子の実家に行く：1,200p
手コキをしてもらう：1,000p
このタイ人女性を軽視した動画が、拡散され、日本人のイメージを悪化させています。
動画が日本語であったため、タイの人が見ることはないと思っていたようですが、タイ人の間で拡散され、さらには日本人からも非難が殺到したためか、当事者が謝罪の動画を公開しています。
このポイント対決を行った二人は、タイで飲食業と風俗業を営んでいます。両方ともメインのターゲット顧客は、タイにいる日本人、日本から旅行で来る日本人なので、慌てて謝罪をしたのだと思います。
もし謝罪動画で述べているように本当にタイの人に謝罪したいのであれば、タイ語で謝罪すべきではないかと思います。もしくは英語とか...。日本語の謝罪って意味があるのかな？と思います。
またビックリしたのは、韓国でもニュースになっているということです。
私は、海外生活が長いので良く分かりますが、基本、日本人は、それなりの評価をしてくれます。日本に対して悪いイメージを持っている人は、少ないと思います。
これは、私たちの先輩方が戦後、何十年と費やして積み上げてきた財産かと思います。もちろん、車や電化製品などの信頼性もあると思います。この積み上げてきた日本人という信頼性を我々は、必ず将来の日本人に引き継がなければなりません。
ナンパ対決は、ちょっとしたノリのつもりだったのだと思いますが、帰ってきた代償は大きく、また、改めてネットの恐さも実感しました。
