コロナウィルス 串カツ田中の対応
コロナウィルスの影響で多くの飲食店が苦境に立たされています。
そのような中で「串カツ田中」のクラウドファンディングが面白いです。
今こそ、串カツで笑顔に!!一緒にコロナを乗り越えましょう!! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
- クラウドファンディングとは?
- 「串カツ田中」の目的
- 支援した場合のメリット
1.クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ということだそうです。「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題をこう解決したい」といったアイデアや想いを持つ人は誰でも“起案者”として発信でき、それに共感し「応援したい」「モノやサービスを試してみたい」と思った人は誰でも“支援者”として支援できる、双方にとっての手軽さが最大の特徴となっています。
一番わかりやすいのは、「ふるさと納税」ではないでしょうか。自治体にお金を寄付することによって、その支援の代わりとして地域の特産物が提供される。これと同じことが民間企業でも実施されています。
従来の金融機関からの借り入れではなく、新しい資金調達方法として注目されています。
2.「串カツ田中」の目的
クラウドファンディングで集めたお金は、直営店及びフランチャイズ加盟店の売上回復のための施策費用及び新型コロナウイルス感染対策費用として利用することを発表しています。
目標、1千万円に対して現在約3千万円集まっているようです。まだ残り35日ありますのでまだまだ伸びそうな感じです。
3.支援した場合のメリット
一般的なお食事券は、2,500円、3,500円、5,000円、10,000円などが用意されています。
但し、ここからが通常と異なり面白いところです。
金額10万円:全社で数人という優れた技術を持つ串職人が支援者宅に出張し、串カツを提供する「串職人がおもてなし!出張串カツパーティ(支援額10万円で10人まで募集)」で、15人までを対象に最大150本程度の串カツを提供。
特別な日のサプライズや、外出せずにお店のメニューが食べたい、準備や片付けが面倒な揚げ物がお腹いっぱい食べたいとったニーズを見込んでいるようです。
金額100万円:社長、副社長による接待プラン「社長・副社長が接待 「串カツ田中」貸切(同100万円で5人まで募集)」で、希望する店舗を貸し切って全席分の人数を対象に3時間の食べ飲み放題を提供。
金額2千万円:「串カツ田中」の看板の田中の部分を自由に変えることのできる「ネーミングライツ1カ月間(同2000万円で1人募集)」で、一部店舗を除く全店舗(約270店)で看板を変更できるほか公式ホームページやSNSも変更可能。
驚いたことにこのネーミングライツは、既に完売してしまったようです。
飲食店もアイデア次第なのだなと改めて実感しました。チェーン店でなくても参考にできるところが沢山あるのではないかと思います。