ロボアドバイザーのWealthNaviの実績

2020年9月から資産運用としてロボアドバイザーのWealthNaviを利用しています。約半年利用してみてその実績とロボアドバイザイーについて記載したい思います。

WealthNavi（ウェルスナビ）| ロボアドバイザーで全自動の資産運用

1. WealthNaviとは

2. 主な投資先

3. 一括よりも積立投資に向いている

4. ロボアドバイザーの仕組み

1. WealthNaviとは

簡単にいうと世界中に分散して投資することでリスクを抑えながら、長期的な視点で、コツコツと積み立てていく資産運用です。自動的に投資先を振り分けてくれますので、自分で何に投資するか決める必要がありませんので、非常に便利です。

但し、手数料が年利1%掛かります。100万円の資産を保有している場合、年1万円の手数料を支払う必要があります。

50万円以上入金した場合、6ヵ月ごとに0.01%手数料の割引が拡大する長期割というプログラムも用意されています。

正直運用してみて、この1％は結構大きいなと感じています。

2. 主な投資先

個別具体的にどこに投資しているのかは分かりません。

大まかに上記のような6つの先に投資されています。米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産。今後、原油やシルバーなど、投資できる先がもっと増えるといいなと思います。

3. 一括よりも積立投資に向いている

一度に大きな金額、100万円や1,000万円を入金した人のtwitterを見てみるとマイナスになっている人もいるようです。

私の場合は、まず20万円を入金してみてロボアドバイザーが何に投資するのか見てみました。私が、入金した時点では、株式への投資比率が高かったです。その後、NYダウが過去最高を付けたこともあり、現時点ではプラスになっています。

①入金時に気を付けなければいけないこと

入金するとすぐに株式や債券が購入されます。円安の時に入金をしてしまうと購入できる株や債券が減ってしまいますので、為替の動向を見た方がいいと思います。

②為替マジック

WealthNaviで運用実績を見るとき、日本円での実績を見てしまいがちですが、こちらも為替レートが適用されています。つまり、円安時には、多く利益が出たように見えてしまいますので、米ドルでの実績を見た方がいいと思います。

例えば、私の場合、米国債権は日本円だとマイナス67円ですが、ドルベースでみるとマイナス24ドルです。このように為替作用があるので、実際の実績を確認する必要があります。

4. ロボアドバイザーの仕組み

ロボアドバイザーは、自動的にポートフォリオを組み直してくれますが、完全ではないということを理解する必要があります。

私の場合、儲かっていた株の一部が売却され、米国債と金が買われました。アメリカでは、金利上昇がいわれていますので、米国債の購入は理解できます。しかしながら、国債に流れるかと思われたお金は、いまだに株式市場に流れていますので、ロボアドバイザーといえども完璧な予測は難しいのだと思います。

また、金の価格もピーク時からは、下がりましたが、まだ高い状態です。一般的に米金利が上昇すればドルが高騰し、金価格は下落します。逆に米金利が低下するとドルも下落し、金の価格が上昇します。米金利上昇が、いわれている中で金の購入は、今一つ良く分かりません。

投資に慣れている人は、ロボアドバイザーを利用しなくとも自分で銘柄を選別して投資することをおススメします。私は、今後もしばらくWealthNaviを利用してロボアドバイザーの仕組みを勉強しようかと思います。また、他のロボアドバイザーも並行して利用してみようかと思います。