中国勢が圧倒的に強い電気自動車(EV)市場
1月の電気自動車(EV)の販売台数が発表になりました。
なんとこれまで長らくNo.1の座にいたTeslaが2位に落ち、中国の上汽通用五菱「宏光MINI EV」がトップになりました。
宏光MINI EV_图片_配置_报价_五菱新能源官网【上汽通用五菱】
上記が、上汽通用五菱「宏光MINI EV」です。驚くべきは、価格です。これまでの電気自動車は、Teslaをはじめ価格が高いというイメージでしたが、宏光MINI EVは、2.88万元からとなっており、なんと50万円を切るという価格になっています。
電気自動車(EV)に関する中国勢の躍進については、以前記事を書いてますのでこちらをご覧ください。
さて、話を戻しますと、車のサイズを見ると日本の軽自動車のようなイメージかと思いますが、小型車でインド市場を席巻したスズキなどは、大きなライバルになるかと思います。
EV Sales: Global Top 20 January 2021
14位に日産自動車のリーフがかろうじて入っていますが、トップ10は、TeslaとBMWを除いてすべて中国勢という形になっています。価格の安い電気自動車(EV)は、中国車というイメージがついてしまうと、今までの日本車の欧米車に対するイメージを中国に取られてしまう感じがします。品質がどうなのかが問題かと思いますが、日本車は、価格が手ごろで品質も良いというイメージで電気自動車(EV)も頑張ってもらいたいと思います。