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カンボジア、ロックダウンにより海外送金に影響

カンボジアプノンペンがロックダウンになったことは、先日記載しましたが、海外からの送金にも影響が発生しました。

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先般の記事は、こちら。

faranfaran.hatenablog.com

先般記載した通り、4/18からより厳しい内容となり、金融機関も本店を除き、営業停止。尚且つ、2%の従業員で対応することとなりました。

韓国系の顧客の場合、韓国からの送金については、PPCBankを利用しています。PPCBankは、設立当初は、日本のSBIと韓国の銀行が設立したジョイントベンチャーでしたが、2016年にSBIが保有分を売却し、現在は、韓国系の銀行となっています。つまり、韓国からの送金では使い勝手の良い銀行なのです。

問題が発覚したのが昨日。

 

1. 4/13にクライアントが韓国から送金

2.4/14,15,16がクメール正月のため、入金は4/19?

3.4/20にPPCBankに問い合わせるも入金なしとのこと

4.4/21にPPCBankから回答あり

 

PPCBankもカンボジア政府からの要請に従い、本店を除き、支店は閉鎖しています。

PPBank’s Branch Operation Announcement During Lockdown Period - PPCBank Cambodia

しかしながら、送金なので、機械が処理しているのだろうと思ったところ、2%の従業員しかいないため、処理は、ロックダウン後の4/29以降となるとのこと。

まさかの手作業が入っていることにビックリしました。お金は、4/29以降に入ってくるとして、問題はこの期間の遅延損害金をどうするかを思案中です。ロックダウンのことは想定していませんでしたので、契約書にも記載していませんし、不測の事態といえます。また、ROIを考えると、2週間以上お金が金利も何も生まないので、無益な期間となります。

それにしても金融インフラにも影響を及ぼしているカンボジアのロックダウンは、大丈夫なのかと思います。日系企業などで、運転資金を本社に依頼している企業などがあった場合、大丈夫なのかと心配になります。

カンボジアでは、デジタル通貨システム(CBCD)が、リテールと銀行間では既に動いています。PPCBankもモバイルバンキングなどでは、対応しているのだと思いますが、海外送金の受入れについても早く対応してもらいたいものです。

中銀、デジタル通貨「バコン」の正式運用を開始(カンボジア) | ビジネス短信 - ジェトロ

日本でもまた緊急事態宣言が出るような感じですが、ワイドショーでコメンテイターがロックダウンすべきとか言っている人もいますが、ロックダウンの範囲・影響も考える必要があると思いました。

 

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