インド、新型コロナウィルスによる死者数が数百万人に上る可能性
アメリカの調査会社のCenter for Global Developmentが、新型コロナウィルスによるインドでの死者数が、3.4百万人から4.7百万人に上ると発表しました。
現在、死者数のトップは、アメリカの約60万人となっています。インド政府は、この報道を否定しており、現在の死者数は、約42万人となっています。
この調査機関によると、3つの異なるデータから算出しているとのことです。結論としては、間違いなくインド政府が公表している約42万人よりは多いと結論付けています。
人口対比で考えると、インドは約13億人で、アメリカは約3.2億人ですので、約4倍の死者数が発生していてもおかしくない状態となります。
また、2019年のデータでは、インドの60歳以上の人口は、全体の約8％を占め、合計で約1億人を超えています。新型コロナウィルスによる死者数の多くが、高齢者であることを考えると、数百万人という死者数は、十分に考えられる数字だと思います。それにしても60歳以上が1億人以上もいるとは、凄い人口大国だと思います。
WHOによると、大陸別死者数は、現在、アメリカ大陸が、約200万人、次いでヨーロッパ大陸が約120万人、アジア大陸は約50万人となっていますが、もし、インドの死者数が増える場合、アジア大陸は、ダントツのトップになってしまいます。
いつまでこの新型コロナウィルスは、拡大するのでしょうか？早く収まって欲しいものです。
