カンボジア、オンライン詐欺に関してようやく国が対策に動き出すか?
これまで何度か中国ギャングが仕切る、カンボジアのオンライン詐欺について書いてきましたが、ついにSihanoukvilleでホテルやビルの所有者に対して通達が発令されました。
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中国ギャングによるオンライン詐欺が、ホテルの一室やオフィスビルで行われていることが多いため、当局がホテルやビルのオーナーに対して拘束されている人や不法に働かされている人がいないか確認するよう求めています。
違反した場合は、ホテルやビルの賃貸ライセンスの永久剥奪という厳しいものになっています。これまでは、中国人による中国人への詐欺、拉致が多かったのですが、新型コロナウィルスの影響ででフライトが制限されている中、他のアジア諸国から騙されて働かされるケースが増加しているため、中国からの圧力もあり、このような措置に至ったのではないかと思います。
果たして効果があるのか、もしくは中国ギャングが、ミャンマーやフィリピンへ場所を移動するのか、今後の動向が気になります。