カンボジア、オンライン詐欺で働かされていたタイ人99人を保護
これまで何回か、カンボジアのオンライン詐欺について記載しましたが、Phnom Penhで大規模な強制捜査が行われ、中国人ギャグに強制的に働かされていたタイ人99人が保護されました。
過去の記事は、こちら
記事によると、彼らは、Facebookなどで同じタイ人にコールセンターなどで職があると斡旋され、陸路で不法入国し、Phnom Penhに連れて来られたそうです。
一旦、アジトに入ると中国人のガードが50人体制でいて、一歩も外に出れず、オンライン詐欺の電話などを架けさせられていたようです。
給与は、最初の1カ月しか払われず、ノルマが達成できないと殴られ、また仕事を拒否すると手錠を掛けられ、食事抜きなど拷問されていたようです。また何人かは、他のギャングに売られたとも記載されています。
下記が、強制捜査に入った時の映像です。
コロナ禍でフライト等が減少し、中国本土から騙して連れてくる中国人が減ったため、近隣諸国から連れてきているのかもしれませんが、そろそろカンボジア政府も本気で取り組まないと、近隣諸国から非難の的になると思います。