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日本の旅行業が復活するのは、早くても2024年らしい

新型コロナウィルスにより、旅行業はインバウンド、アウトバウンド共に大打撃を受けています。そこでコンサルタント会社のMcKinseyが、各国の旅行業がいつ復活するのか予測を発表しています。

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McKinseyによると1位はドイツで日本は、10位となっています。下記が理由なのですが、ドイツは医療も整っており、経済力も強いため復活は、2022年~2023年となっています。2位は、意外にもインドとなっています。医療の貧弱さがあるものの経済の強い成長を挙げています。ただこのデータを作成した時点では、現在の感染爆発状況は考慮されていない感じがします。3位は、中国で、新型コロナウィルスの拡大を押さえて点が評価されています。この3位までが、2022年~2023年に復活するとされていて、4位から7位までは、2023年以降と予想されています。

4位から6位までは、フランス、イタリア、スペインのヨーロッパ勢が占めていますが、特にトピックスはなく、歴史的建造物含めて観光地として魅力的となっています。7位は、メキシコ。メキシコは、現在もPCR検査なしで入国できるなど、規制が緩いです。8位は、以外にもアメリカ。もう少し、順位が上でもいいような気がします。9位は、イギリスで、10位は日本です。日本の旅行業の復活は、2024年~2025年と予想されています。

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何故、感染が拡大していたヨーロッパの復活が速いのかというと、地理的な関係があるようです。下記は、旅行で飛行機を使用する割合のデータとなっています。黒色が飛行機の割合で、青色がそれ以外、所謂車、列車での移動となります。

このデータを見ると、ヨーロッパは、陸続きなので車、列車での移動がしやすいため、ヨーロッパ大陸の人々の移動により、観光業の復活が速いと予測されているのが分かります。イギリスが9位なのは、島国のため飛行機を利用せざるを得ないという理由のようです。日本もイギリス同様、島国のため10位になっているのだと思いますが、復活にあたっては、国内旅行の復活がポイントとなりそうです。

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COVID-19 tourism spend recovery in numbers | McKinsey

それにしても2024年とは、まだ3年もあります。果たして旅行業は耐えられるのでしょうか?

アメリカでは、ワクチンツアーが開始されたようです。記事によると遠くは、アルゼンチンからワクチンを打ちにアメリカを訪れているようです。

jp.reuters.com

アメリカは、McKinseyによると日本と同じ2024年となっていますが、このデータを作った時には、ワクチンツアーなどは考慮されていなかったと思いますので、8位よりも順位が上がる可能性があります。

もし、アメリカがハワイやグアムで接種可能となったら大勢の日本人が、大挙して訪れるのではないでしょうか?さすがアメリカというか、完全にワクチン戦略については、世界を席巻していると思います。

 

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