カンボジア クメール正月延期
カンボジア政府より、4/13-16で予定されていたカンボジアの正月、クメール正月の延期が発表されました。
私は、今、リモートコントロールをしているので、現地はスタッフに任せているのですが、何気なくニュースを見ていたところ、フンセン首相のコメントが目に留まりました。
Prime Minister Hun Sen on Tuesday said that the government has decided to cancel Khmer New Year celebrations to stop the spread of Coronavirus Disease 2019 (COVID-19), saying that both the public and private sectors will continue working as normal.
カンボジアは、ほぼ独裁国家なので、首相の発言がそのまま実行されるケースがほとんどなため、慌ててスタッフにこの発言の正確性を当局に確認するよう指示しました。
結果が返ってきたのは、お昼頃だったのですが、当局から通常通り営業するようにとの指示があり、それに従うこととなりました。
まぁこのコロナが蔓延している中なので、旅行の計画を立てている人はいないだろうと思いつつ、「休みを取りたい人はいますか？」と聞きましたが、特になく、皆、通常通り出勤することとなりました。
それにしても実質今週の土曜日、4/11から始まる予定だったのですが、このタイミングでの発表は、バス会社など、売り上げを予定していた会社にとっては打撃だと思います。
フンセン首相によると、田舎に行って人が集まる状態を作るよりも、通常通り仕事していた方が感染リスクが少ないといっていますが、新たな問題として、タイで出稼ぎで働いていた6万人ともいわれている出稼ぎ労働者が、クメール正月で戻ってくる可能性が高いので、この出稼ぎ労働者の帰国を食い止めたかったのかもしてません。
カンボジアは、感染者115人のうち66人が外国人、所謂外から持ち込まれたものであるため、危機感を感じているのかもしれません。まぁ、この感染者の数字が正しいかどうかも問題なのですが....
